韓国のスターバックス「サイレンオーダー」を体験したので、アプリを画面上で日本語にしてみた
デザイナーの たなか ゆきこ です。 韓国でスターバックスのモバイルオーダーを体験してきました。 動画は、いっしょに行った橋本さんのブログで確認できます。
[関連ブログ]
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このブログでは、「Yes,Noすらわからない。ただの記号(海外の人にとって、日本語はそう見えるんだなという体験)」というなかなかハードなアプリをトレースしてついでにGoogle翻訳したので、テキストを日本語に入れ替えてみました。
※自分の端末を英語にしてみましたが、残念ながら対応はしていませんでした。 ※韓国版をダウンロードしても、韓国の電話番号(SMS認証用)と信用カードがないと注文はできません。
どのようなフローになっているのか
- ユーザーは受け取り店舗を選択する(ここが少しわかりずらいですが、店舗を選択せずに注文に進むと、店舗を選択してくださいという誘導がありそのまま決済に移動できます)
- ユーザーはメニューを選択する
- ユーザーは商品のサイズやカスタマイズを選択することができる
- ユーザーは決済を行う
- スターバックスのサポーター(店員さん)は、Mobile Order & Pay で注文が入ったことを確認する
- サポーターは、注文ラベルをカップに貼る。
- サポーターは、カップに貼られた注文ラベルを確認しながら、商品を作成する
- サポーターは、完成した商品を店舗内にある Mobile Order & Pay のピックアップケースに商品を配置する
- サポーターは、ユーザーに商品ができたことを通知する(プッシュ通知)
- ユーザーは、店舗内にあるピックアップケースから自分の注文番号と同じ商品を確認し受け取る
- サポーターは、ユーザーが商品をピックアップしたことを確認し、Mobile Order & Pay の完了処理を行う
アプリの画面
アプリ起動画面は、日本のアプリとまったく違います。 同じところは、「こんにちは」といった挨拶や会員登録やログインのテキストがあるといったところだけです。 目につく場所に大きく「Siren Order」というエリアがあります。
「Siren Order」をタップすると、環境配慮のPRが表示されます。
次に「メニュー」が表示されます。一番下に固定で「店舗設定」の項目が表示されています。
文字が読めないこともありますが、商品メニューに気を取られて、気がつきませんでした。 ただし、注文をしたときに店舗を選択していないと店舗選択に誘導され、問題なく決済できました。
店舗は、現在地から2km圏内を選択できるようです。
メニューは、日本とあまり変わりません。リザーブメニューが丸囲みではなく六角形の写真にしてあり、違いを表現していました。
メニューを選択すると、そのメニューの詳細を選ぶことができます。
選択は、それぞれOSの標準コンポーネントが使用されていました。
カスタマイズは、リスト形式で選択することができます。基本レシピが最初は適用されています。
「注文する」を選択すると、会員の表示がでます。非会員でも購入ができます。
まとめ
カスタマイズなどをせずに進む場合でも、10ステップ以上かかるため、「お気に入りメニュー」や「履歴」タブの重要性が高いアプリだと思います。ただ、直線で動いていくので、一度通しで操作すると2回目以降は迷うことはなさそうです。
英語圏のアプリデザインを日本語に置き換えると、やや違和感がおきたりするのですが、 今回はアジアのデザインということで、あまり違和感がない気がしました。英語圏とアジア圏のデザインの違いのような話なのかもしれないと感じます。
また韓国のスターバックスは一人のスペースが広いです。東京と違ってゆっくりと過ごすことができました。
ほかに、韓国限定のスターバックスカードを購入したのですが私が女性だったためか、男性の店員さんに「ハッピーバレンタイン」とわざわざかわいいカードに入れてもらいスマイルをいただきました。日本の女性をとりこにした韓流の真髄はこの自然なナチュラルスマイルだ。漫画「君に届け」の風早くんばりの爽やかさで眩しかったです。